美容院のトリートメントは意味ない?種類・値段・効果を美容師が徹底解説
📋 この記事の目次
「美容院のトリートメント、正直もったいないと思っていませんか?」——数千円払っても数日でパサつきが戻ってしまった。そんな経験から「サロントリートメントは意味ない」と感じている方は、実はとても多いです。
しかし、その原因の多くは「トリートメントの種類選びのミスマッチ」にあります。美容室のトリートメントには種類とグレードがあり、髪の悩みに合ったものを選べば、市販品では届かない変化が期待できます。
この記事では、東京・表参道と麻布十番に4店舗を展開するBONDZSALONのプロスタイリストが、サロントリートメントと市販品の違い、種類別の効果・値段・持続期間、そして40代・50代のエイジング毛に合う選び方まで徹底解説します。ぜひ最後までお読みください。
美容院のトリートメントと市販品の違い
市販の洗い流すトリートメントの多くは、髪の表面(キューティクル)をコーティングして手触りを良くするものです。一方、美容院のトリートメントは髪の内部(コルテックス=髪の中心部の繊維層)まで薬剤を届け、失われたタンパク質や水分を補う「内部補修」を目的に設計されています。
例えるなら、市販品は「壁のひび割れの上から塗装する」もの、サロントリートメントは「ひび割れの中に補修材を注入してから塗装する」もの。仕上がりの手触りは似ていても、髪の中身の状態はまったく違います。
私たち美容師がサロンで行う施術では、分子の大きさが異なる成分を小さい順に重ねて入れ、最後に表面を閉じ込める「多段階処理」を行います。この工程数こそが、自宅では再現できない部分です。
「意味ない」と感じる人が多い3つの理由
サロンで毎日カウンセリングをしていると、「前に別のお店でやったけど、すぐ取れた」というお声を本当によく伺います。原因はほぼ次の3つに集約されます。
- ① 安価な表面コート系を受けていた:カラーのついで感覚で追加する3,000円前後のトリートメントは、簡易的なコーティングが中心。1〜2週間で流れ落ちるのが普通です。
- ② 髪の悩みと種類が合っていなかった:うねりに悩む方に保湿系を施しても、うねり自体は変わりません。
- ③ ホームケアが噛み合っていなかった:洗浄力の強い市販シャンプーで、せっかく入れた成分が早く流出してしまうケースです。
つまり「サロントリートメント=意味ない」のではなく、「合っていないトリートメントだった」可能性が高いのです。
プロが使う薬剤と施術環境の違い
もうひとつ見落とされがちなのが、薬剤そのものと施術環境の差です。サロン専売のトリートメント剤は、美容師の管理下で使うことを前提に設計されているため、市販品よりも反応性の高い成分を配合できます。さらにサロンでは、スチーマーによる加温、正確な放置時間の管理、髪の状態に合わせた塗布量の調整など、成分を髪の奥まで届けるための設備と工程管理があります。
美容院トリートメントの種類一覧【比較表つき】
美容室で受けられるトリートメントは、大きく5つの系統に分かれます。まずは全体像を比較表でご覧ください。
| 種類 | 主な効果 | 持続期間の目安 | 値段相場 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| 内部補修系 (TOKIO・Aujua等) |
タンパク質補給・ハリコシ | 3週間〜1ヶ月 | 5,000〜10,000円 | カラー・ブリーチのダメージ毛 |
| 酸熱トリートメント | 広がり・うねりの軽減 | 1〜2ヶ月 | 8,000〜15,000円 | 癖・エイジングによるうねり |
| 髪質改善トリートメント | ツヤ・まとまりの底上げ | 1〜3ヶ月 | 15,000〜30,000円 | 本格的に髪を変えたい方 |
| オーガニック系 (シルキー等) |
低刺激で持続的な補修 | 最長6ヶ月 | 【要確認:自社価格】 | 肌が弱い方・妊娠中の方 |
| ヘッドスパ・頭皮系 | 頭皮環境の改善・リラックス | 施術サイクルによる | 3,000〜8,000円 | 抜け毛・頭皮の悩み |
※持続期間・価格は当サロンの経験値と一般的な相場に基づく目安です。髪の状態により個人差があります。
内部補修系(TOKIOインカラミ・Aujuaなど)
髪の主成分であるケラチン(タンパク質の一種)を髪の内部で結合させ、ダメージホールを埋めるタイプです。特にTOKIOは、髪の中で成分同士を絡み合わせて留める「インカラミ反応」が特徴で、ブリーチ毛やハイダメージ毛の立て直しに向きます。
Aujua(オージュア)のように、髪の悩み別に十数種類のラインから調合を組み立てるオーダーメイド型もこの系統です。「ダメージは気になるけれど、髪質を変えるほどの施術はまだ早い」という段階の方に、最初の一歩としておすすめしやすいカテゴリです。カラーを2ヶ月に1回以上されている方は、この内部補修系を並走させるかどうかで、半年後の髪のコンディションに目に見える差が出ます。
酸熱トリートメント
グリオキシル酸やレブリン酸(どちらも髪内部に新しい結合をつくる酸性の成分)を熱で反応させ、髪の内部に「疑似的な骨組み」を作るトリートメントです。広がり・うねりの軽減が期待でき、縮毛矯正ほどまっすぐにはしたくない方に選ばれています。
縮毛矯正との違いは、髪の結合を「切ってつなぎ直す」のではなく「新しい結合を足す」点にあります。そのためダメージリスクは矯正より低い一方、癖を伸ばす力は穏やかです。「雨の日の広がりを抑えたい」「トップのうねりをなじませたい」といった悩みに向いています。
⚠️ 酸熱系は技術差が出やすいメニューです
薬剤選定と熱処理の見極めが難しく、熱を入れすぎると髪が硬くなるリスクがあります。サロン選びは慎重に行いましょう。
▶ 関連記事:酸熱トリートメントとアルカリ性処理の違いを徹底解説
髪質改善トリートメント(サイエンスアクアなど)
「トリートメント」と「髪質を扱う技術」の中間に位置するメニューです。アルカリ電解水とアミノ酸で髪を柔らかく整えるサイエンスアクアなどが代表格で、ツヤとまとまりを長期間キープしたい方に向きます。
繰り返すほど髪のベースが整っていく「積み上げ型」のメニューである点も特徴です。1回でも変化は感じられますが、2〜3ヶ月おきに数回続けた方が仕上がりが安定していきます。その分、価格帯は高めになるため、「今の髪を本気で変えたい」というタイミングで選ぶメニューだと私たちは考えています。
オーガニック系(BONDZSALONの「シルキー」)
当サロンで最も指名の多いのが、オーガニック処方の「シルキー」です。低pH設計で頭皮への刺激を抑えながら、内部補修の持続性を高めた処方のため、肌が敏感な方や妊娠中のお客様にもお選びいただいています。効果の持続は最長6ヶ月と、一般的なサロントリートメントの中でも長い部類です。
「オーガニック=効果が穏やかで物足りない」というイメージをお持ちの方もいますが、これは一昔前の話です。現在は低刺激と補修力を両立した処方が登場しており、シルキーはニューヨークで経験を積んだスタイリストの薬剤知識をもとに、日本人のエイジング毛に合わせて選定したメニューです。
ヘッドスパ・頭皮系トリートメント
髪そのものではなく「髪が生える土台」に働きかけるメニューです。毛穴の皮脂詰まりのクレンジングや血行促進を目的とし、エイジングによる髪のやせ細りが気になり始めた方の予防ケアとして人気です。
すでに生えている髪を補修するのが毛髪トリートメントだとすれば、これから生えてくる髪の環境を整えるのが頭皮系トリートメント。40代以降は、この両輪で考えると数年単位で差がつきます。
▶ 関連記事:頭浸浴とは?ヘッドスパとの違いと体験レポート
値段の相場と「安いトリートメント」の注意点
サロントリートメントの価格帯は、おおまかに3層に分かれます。
| 価格帯 | 内容 | 持続の目安 |
|---|---|---|
| 3,000円前後 | カラーやカットに追加する簡易コーティング系。手触り改善が中心 | 1週間程度 |
| 8,000円以上 | 多段階の内部補修系。ダメージホールを埋める本格ケア | 3週間〜1ヶ月 |
| 20,000〜30,000円 | 髪質改善系。髪のコンディション自体を長期間かけて整える施術 | 1〜3ヶ月 |
価格の差は、ほぼ「浸透ステップ数と薬剤のグレード」の差です。工程が多いほど時間も薬剤コストもかかるため、価格に反映されます。
注意したいのは、「安いトリートメントを受けて数日で取れた」経験を、サロントリートメント全体の評価にしてしまうこと。3,000円のコーティング系と20,000円の髪質改善系は、名前が同じ「トリートメント」でも、実際にはまったく別のメニューです。
✅ 予約前の見極めポイント
- 工程数:「◯ステップトリートメント」の表記や施術内容の説明があるか。工程の記載がない格安メニューは簡易系の可能性が高い
- 所要時間:トリートメントに30分以上の時間枠が取られているか。10分程度の追加メニューは表面コーティングと考えてよい
BONDZSALONでは、カウンセリングの段階で「ご予算内でどこまでの変化が見込めるか」を正直にお伝えしています。簡易系で十分な髪の状態の方に高額メニューをおすすめすることはありません。
効果はどれくらい持つ?最適な頻度
種類別の持続期間
- 簡易コーティング系:1〜2週間
- 内部補修系:3週間〜1ヶ月
- 酸熱・髪質改善系:1〜3ヶ月
- オーガニックシルキー:最長6ヶ月
持続期間はシャンプーの回数・水質・ホームケアで大きく変わります。特に影響が大きいのがシャンプーの洗浄力です。高級アルコール系(ラウレス硫酸Naなど、洗浄力の強い成分)のシャンプーを毎日お使いの場合、せっかく入れた成分の流出が早まります。サロントリートメント後は、アミノ酸系などマイルドな洗浄成分のシャンプーに切り替えるだけで、体感できるレベルで持ちが変わります。
持ちを良くする3つのポイント
- お風呂上がりは自然乾燥せず、なるべく早くドライヤーで乾かす(濡れた髪はキューティクルが開き、成分が流出しやすい状態)
- アイロン・コテは160℃前後までに抑える
- 施術当日の洗髪可否は担当美容師の指示に従う
BONDZSALONでは施術後に、お使いのシャンプーを伺った上で「何を変えれば持ちが良くなるか」を個別にご案内しています。店販品の購入を前提としたご案内はしていませんので、ご安心ください。
カラーや縮毛矯正と同時に受けるメリット
カラーの直後の髪は、キューティクルが開いて薬剤が浸透しやすい状態です。このタイミングでトリートメントを重ねると、成分が入りやすく、同時にカラーの色持ちも良くなる傾向があります。
来店サイクルの目安としては、カラーと同時に1〜1.5ヶ月ごと、または髪質改善系を2〜3ヶ月ごとに受けるのが、コストと効果のバランスが良い組み合わせです。実際、当サロンのお客様で最も髪の状態が安定しているのは、この周期で通われている方々です。
失敗しない美容院の選び方5つ
トリートメントは薬剤知識の総合力が問われるメニューです。どのサロンで受けるかが満足度を大きく左右します。
① 口コミで「トリートメントの持ち」への言及を確認する
施術直後の感想ではなく、「1ヶ月後もまとまっている」といった時間が経った後の評価が信頼できます。ホットペッパーやGoogleの口コミで確認しましょう。
② カウンセリングで髪の履歴を聞いてくれるか
過去1年のカラー・パーマ・縮毛矯正の履歴を確認せずに薬剤を選ぶことはできません。初回カウンセリングの丁寧さは技術力の指標です。
③ 髪質改善・美髪特化のサロンかどうか
特化型サロンは扱う薬剤の幅と症例数が違います。「トリートメントも一応あります」というサロンと、美髪を専門に掲げるサロンでは、薬剤選定の精度に差が出ます。
④ 施術後のホームケア指導があるか
持続期間はホームケアで決まります。売りつけではなく「今お使いのもので何を変えるべきか」を教えてくれるサロンが誠実です。
⑤ 失敗時の保証があるか
特に酸熱系は技術差の出るメニューです。BONDZSALONでは1ヶ月の技術保証を設け、カウンセリングから仕上げまで担当スタイリストが一貫して対応する完全マンツーマン施術を採用しています。
40代・50代のエイジング毛にはどのトリートメントが合う?
BONDZSALONのお客様の中心は40〜50代の女性です。この年代の髪の悩みは20〜30代とは質が異なり、選ぶべきトリートメントも変わります。
20〜30代のダメージの主因はカラーやアイロンなどの「外的ダメージ」ですが、40代以降はそこに、髪内部の水分・脂質の減少やうねりの発生といった「内的な変化」が重なります。世の中のトリートメント解説記事の多くは若い世代のダメージケアを前提に書かれているため、そのまま当てはめると選択を誤りやすいのです。
悩み別のおすすめ
| お悩み | おすすめの系統 |
|---|---|
| うねり・広がりが出てきた | 酸熱トリートメント or 髪質改善系 |
| パサつき・ツヤ不足 | 内部補修系+ホームケア見直し |
| 白髪染めのダメージ蓄積 | オーガニック系 or 内部補修系 |
| ボリューム不足・やせ細り | ヘッドスパ系+内部補修系の併用 |
うねり・広がりが出てきた方——エイジングによるうねりは、髪内部の水分バランスの偏りが一因です。内部に骨組みを作る酸熱系が向いています。
パサつき・ツヤ不足の方——40代以降は髪の内部脂質が減少し、光を反射しにくくなります。タンパク質と脂質を補う内部補修系で、ツヤの土台から整えるのが近道です。
白髪染めのダメージが蓄積している方——月1回の白髪染めを続けている髪は、想像以上に負担が蓄積しています。カラーと同時施術できる低刺激のオーガニック系が好相性です。白髪染めの頻度自体を減らしたい方は、白髪ぼかしハイライトという選択肢もあります。
▶ 関連記事:白髪ぼかしハイライトで染める回数を減らす方法
髪のボリューム不足・やせ細りが気になる方——トップのぺたんこ感は、髪1本1本の細りと頭皮環境の両方が関わっています。ハリコシを補う内部補修系と、土台を整える頭皮系の組み合わせが遠回りに見えて近道です。なお、ボリュームの悩みはカットの設計でも大きく変えられます。トリートメントとヘアデザインを掛け合わせる視点もぜひお持ちください。
トリートメントを体験したお客様の口コミ
「本当に効果があるの?」という疑問には、実際に体験されたお客様の声が何よりの答えになると思います。BONDZSALONでトリートメントを受けられたお客様の口コミをご紹介します。
BONDZSALONのトリートメントメニュー紹介
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東京・表参道と麻布十番に4店舗を展開するBONDZSALONでは、髪の状態とご予算に合わせて次のトリートメントメニューをご用意しています。すべて完全マンツーマン施術・1ヶ月技術保証つきです。
| メニュー | 特徴 | 所要時間 | 料金 |
|---|---|---|---|
| オーガニックシルキー | 最長6ヶ月持続。低pH処方で肌が弱い方・妊娠中の方もご相談可 | 約240分 | 44000円 |
| 資生堂サブリミック | 髪の内部と表面を同時に整える資生堂のサロン専売ライン | 約90分 | 13200円 |
| サイエンスアクア(髪質改善) | アルカリ電解水×アミノ酸による質感チェンジ | 約90分 | 14400円 |
施術事例(Before/After)
実際にBONDZSALONでトリートメントを体験されたお客様の施術事例を、髪の状態別に3例ご紹介します。
※効果の感じ方には個人差があります。髪の状態により最適なメニューは異なりますので、カウンセリングでご相談ください。
BONDZSALONがトリートメントで選ばれる理由
店舗情報
| 店舗名 | 住所 |
|---|---|
| BONDZSALON OMOTESANDO | 東京都渋谷区神宮前4-26-22 CURENT表参道3F |
| BONDZSALON OMOTESANDO ANNEX | 東京都渋谷区神宮前4-26-22 Harajuku H Building 2F |
| BONDZSALON AZABUJUBAN | 東京都港区東麻布2丁目33-4 vao AZABU10 2F |
| BONDZSALON AZABUJUBAN Patio St | 東京都港区麻布十番2-14-4 Eternity AzabuJuban 4F |
メディア・外部サイトでのBONDZSALON紹介実績
BONDZSALONは複数の外部メディア・ランキングサイトでご紹介いただいています。第三者からの評価が、技術力と信頼性を裏付けています。
🏆 メディア・WEBサイトでもご紹介いただいています
| ◎ | 東京で髪質改善トリートメントが人気のオススメ美容室10選 |
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| ◎ | 東京で酸性ストレート(酸性縮毛矯正)が上手な美容室5選 |
美容院のトリートメントに関するよくある質問(FAQ)
BONDZSALONに寄せられるトリートメントに関する疑問を、プロスタイリストがわかりやすくお答えします。
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まとめ
この記事では、美容院のトリートメントについて、市販品との違いから種類・値段・選び方まで徹底解説しました。最後に要点をまとめます。
- 美容院のトリートメントは「意味がない」のではなく、種類とグレードの選び方がすべて
- 市販品との違いは内部補修の深さ。市販品は表面コーティング、サロンは髪の内部を補修する
- 値段の差は浸透ステップ数と薬剤グレードの差。3,000円の簡易系と2万円の髪質改善系は別のメニュー
- 種類は内部補修系・酸熱・髪質改善・オーガニック系・頭皮系の5系統。悩みに合わせて選ぶ
- 持続期間はホームケアで大きく変わる。アミノ酸系シャンプーへの切り替えが効果的
- 40代・50代のエイジング毛は、うねり・パサつき・白髪染めダメージという悩み別に合う系統がある
- 東京でトリートメントを受けるなら、美髪特化・1ヶ月技術保証のBONDZSALON(表参道・麻布十番)へ
自分の髪に何が合うか迷ったら、髪の履歴からご一緒に整理します。少しでも気になる方は、ぜひBONDZSALONへお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。




